学んで建てる「外断熱・家づくり勉強会」 (2012.1.22)
2012年初の勉強会 テーマは「換気の大切さ」
今日の勉強会では特に良質な空気の住まいの大切さを学んでいただきました。
人が外部から身体の中に取り入れるもので一番量的に多いのは「空気」。その量は個人差がありますが、成人(体重50kg)で1回あたりの平均換気量が約0.5㍑、一日の呼吸回数は約28,800回(1分間:20回)で、一日の呼吸量を計算すると0.5㍑×28,800回=14,400㍑、1日約20kgあります。200㍑のドラム缶に換算すると72本分相当もあります。そして、その空気を一番多く吸い込む場所は自宅だから、住まいの空気質はとても大切です。
2003年7月からは、シックハウス対策として建築基準法が改正され24時間換気が義務付けられました。人が一時間あたりに必要な換気量は20m3/hです。しかし、24時間換気が義務づけられたにもかかわらず十分に換気が行なわれていない為にCO2濃度が上昇し、身体にあまりよくない住まいづくりが業界紙等で取り上げられています。
現在は高気密・高断熱の建築方法が主流になっており、住まいの隙間が少ないため、空気が容易に入れ替わらなくなっています。だから、しっかりと換気ができる設備を取り付ける必要があります。また、最近では外気の汚れも気になり、道路沿いなどでは自動車の排気ガス、或いは花粉に悩まされている方も多く、窓を閉め切った状態で生活せざるを得ない状況です。その対策として、花粉の流入を軽減するフィルターを取り付けたり、虫の場合は侵入してこないように防虫網を付けたりします。
換気システムというのは、室内空気がニオイや煙、湿気など汚染物質を含んだ『マイナスの状態』を『ゼロの状態』に近づけるだけの装置です。これに対してMaHAtシステムは空調システムです。冷房・暖房・除湿・空気清浄・換気など家中を快適にするために開発された新しい仕組みの空調設備です。だから、単独の換気システムよりは効果的な換気と冷暖房ができるようになっています。室内空気環境が『マイナスの状態』から『プラスの状態』へ移行することができるシステムであることを詳しい測定データを下に説明させて頂きました。
参加された皆様、本日は寒い中、お越し頂きお疲れ様でした。また、大変熱心に勉強していただきまして誠に有難うございました。 (記事: 杉山 義博)
家づくり勉強会
イベント報告一覧
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