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忘れがちな住まいのお手入れ ~住まいの外回り~ | 家づくり豆知識|春日井の注文住宅は丸七ホーム

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忘れがちな住まいのお手入れ ~住まいの外回り~

 丸七ホームでは建築されたお客様への定期点検を実施していますが、10年点検にお伺いすると外壁や屋根のメンテナンス時期について質問されることが多々あります。そこで今回は、外装のメンテナンスについてお話ししたいと思います。

外壁サイディング

 外装材表面の塗装やシーリングは決して永久的なものではありません。放っておけば経年劣化が進んでいきます。表面の塗装や塗膜は外装材自体を保護していますし、シーリングは継ぎ目からの水や風、埃の侵入を防いでいます。これらが劣化すると、単に見た目だけの問題でなく、外装材本来の性能はもとより、他の部分に悪い影響を及ぼす事も否めません。

 1997年以降にご新築いただいた「マルシチの家」の大半は外断熱工法のため、外壁や屋根が多少劣化しても、即それで雨漏りが起き、躯体に被害が生じる訳ではありませんが、早めのメンテナンスを怠ると見えない所で被害が進んでしまい、コストを抑えたつもりが逆に大事となり、結果的に割高になってしまったという事になりかねません。

 外装材メーカーによると、外壁本体の張替えは30年~35年を目安としています。それまでの間は10年~15年に1度のタイミングで、表面の塗装や、シーリングの打ち替えを行うことが推奨されています。私共も10年点検の際には外壁の状態を見て、メンテナンス時期に関するアドバイスをさせていただいておりますが、目安としては変褪色(チョーキング)と言って外壁の表面に粉が吹いたような状態であったり、塗膜に亀裂が見えてきたり、汚れがなかなか落ちなくなったり、カビや藻などが目立ってくるなど、このうち何点か症状が出てきたらメンテナンス時期のサインです。また、サイディング自体に亀裂・割れ ・欠け・ 反り・うねりなどが現れたり、シーリングが痩せてきたり、剥離や亀裂などが現れたら、お知らせください。

 建物も人と同じで生きていますので、不調を訴えるサインはどこかに必ず現れます。軽い症状の段階で検診ができれば、できるだけコストのかからないメンテナンス方法をアドバイスさせていただきます。大ごとにならないためにも、定期的に外回りから建物の状態をチェックしていただきたいです。

基礎

丸七ホームでは、シロアリに対して薬剤を使用しない物理的防蟻処理工法を採用しています。ただし、シロアリの空中からの侵入、住宅周辺の付帯物を経由した侵入、もしくは住宅と付帯物との隙間からの侵入がないとはいえません。住まいの外回りをチェックする際には基礎も一緒にご確認いただきたいです。

基礎のチェックポイント

①基礎の部分がいつも湿っていませんか。水分を含んだ木材やシロアリの通路になりやすい物などが立てかけられていませんか。また、盛土が基礎部分を覆っていませんか。

②木柵、植木鉢、エアコン等の室外機、犬小屋等を住宅に密着させないようにしてください。

③基礎の外側面にシロアリの蟻道(土砂・粘土、食害片、排出物などを練り固めたもの)もしくはシロアリ自体を発見した場合には速やかにご相談ください。

屋根

 高所となり、簡単に間近で状態を確認することが出来ない場所の1つです。ここで、ご注意いただきたいのは、それを良い事に「無料で屋根の点検をしますよ」と言ってハシゴで屋根に上がり、瓦を1枚パリンと割って写真を撮り、「瓦が割れていました。ズレもあるようなので良かったら直しておきましょうか」と言うような悪質な業者の存在です。飛び込み業者には騙されないよう、十分に注意して下さい。

 ご自身でチェックいただくには、少し離れた屋根全体が見える場所から瓦がずれていないかを見てください。のし瓦や冠瓦と言って、屋根の一番高いところに積まれている瓦の根元に漆喰がある場合には、漆喰にひびが入っていたり、欠けてこぼれ落ちたりしていないかを見てください。外壁と同様、屋根も雨から住まいの構造部を守る重要な箇所の1つです。少しでもおかしいと思ったら、迷わずお知らせいただきたいと思います。

 外壁も屋根も、もちろん他の箇所にも言えますが、新築して10年~15年あたりにメンテナンスのサインが出始める場合が多いです。10年目の定期点検が終わってからは、それまでよりいくらか気にかけるようにして、住まいを長持ちさせていただきたいと思います。

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