大工仕事で気をつけているのは「きれいな仕事をする」ということ。で、きれいな仕事をするために必要なのは「段取りと工夫」なんですよ。何事も段取りよく、工夫しながらこなしていくと、きれいな仕事ができますね。
丸七で仕事をしていて感じるのは、お客様がいい方ばかりだということ。家づくりにこだわりのある人が多いのですが、みなさん現場の職人に、とても気を遣ってくださいます。
先日も昼寝の枕まで作ってくださったお客様がいらして、嬉しかったですねえ。大切に家に持ち帰りました。一生忘れられないようなお客さんとの出会いって、この仕事をしていると確かにありますよ。


うちはおじいさんの代から白川大工で、私も自然に大工になりました。得意技?いやあ特にないです。強いて言えば、コツコツ仕事をすること、でしょうか。
嬉しいのは、お客様と話がはずんだ時。丸七のお客様は、家づくりに真剣な方が多いのです。職人だからうまくは話せないのですが、とにかく本心を伝えなければ通用しないんです。それだけに、お互いに考えていることが理解しあえて、なおかつ私のやり方に任せてくださった時の充実感は、言葉にできないものがありますね。
ぶつかることを恐れず、自分のこだわりをきちんと伝えると、お客様に喜んでもらえることを、私はこの職場で学びました。
大工になったのは、自分の家をリフォームしたかったから。一部はできたんですが、休みの時に少しずつやっているもので、まだリフォームは続いています。
大工をしていてよかったな、と感じる時ですか?お引渡しが済んでしばらくしてから、アフターメンテナンスで伺った時に、きれいに使ってくださっていると嬉しくなりますね。
やった甲斐がありますよ。その上「使い勝手がよくて、助かっています」なんて言われれば、もう最高ですね。
それと、丸七という会社についてひとこと。私は転職組なんですが、社長や部長が現場に来ると「ご苦労様です」って言ってくれるんです。私だけでなく、新人に対してもそう。それだけ職人を大切に、尊重してくれているんですね。これは私のような職人にとっては、とても嬉しいことです。


息子2人と親子3人で、丸七の仕事を専属で請け負っています。
親子がバラバラにいろいろな現場に行くのではなく、丸七の現場で一緒に仕事ができるので有難いですよ。
息子たちは、丸七の細江棟梁に仕込んでもらって、一応ひと通りの仕事はできるようになりました。あとは本格的な伝統和風建築を勉強させたいと思っています。これも大工としての経験のうちですから。
息子たちは兄弟で性格が正反対。兄(陽太)は温厚だけれど、弟(良介)は、まあ活発でね。え、どちらが私に似ているかって?そりゃあ温厚な方に決まってるでしょう(笑)きかん気なのは母親ですよ、母親!(笑)
父(保男)についてアルバイトに行っているうちに、面白そうだと思い、大工になりました。仕事を覚えるまでは辛かったですよ。現場でわけがわからないまま、叱られてばかりですもん。「やめたい」と何度も思ったけど、それを言い出す勇気がなくて、おかげで(?)今でも続いています(笑)
丸七では「お客様のことを考えろ」といつも言われます。「喜んでお金を払っていただかなくてはいけない」って。工法なんかもすごいスピードで進化していっているので、ぼくなりにお客様の役に立てるように、勉強していこうと思っています。
父とぼくたち兄弟は「丸七河合ホーム」という会社で、社員ではないのですが、丸七の会社も、社員大工さんも、全く分け隔てなく接してくれるし、切れ目なく仕事も回してくれるので、安心して仕事に打ち込めます。口には出さないけど、心の中でいつも感謝しています。


陽太の2歳下の弟です。ぼくも父の仕事についていっているうちに、自然な流れで大工になりました。責任の重い仕事を任されるようになり、やりがいを感じています。でもみんな厳しいからなあ・・。楽しい職場だけれど、仕事にはホント厳しいですよ。
大工になってよかったことは、棚とかちょっとしたものを友だちに作ってあげて、喜ばれたりすることですかね。友達が勤めている保育園で、この前下駄箱とロッカーを作ってあげたんです。子どもたちが使ってくれたら嬉しいなと思って。
すごい先輩がまわりに大勢いるので、いろんなものを吸収して頑張ります。
高3の夏休みに、住んでいた長崎から岐阜の丸七ホームへ見学しに行ったんです。建築中の現場を見せていただいて、その現場があまりにもきれいに掃除されているものだから、本当にここが仕事をやっている現場なのかと疑ったくらいでしたね。
その後、冬休みに同じく建設業である父の会社の現場でアルバイトをしていました。大工仕事は楽しく、良い体験をしましたが、ここではどうしても父に甘えてしまうことに気付き、丸七ホームで単身、修行をすることに決めたんです。
丸七ホームの人はとても良い人ばかりなので、皆さんとは直ぐに打ち解けることが出来ましたが、仕事の方はまだまだ失敗ばかり、と自覚しています。若いから仕方がないといって許されるのも限度がありますから、これからは先輩の皆様に少しでも近づけていけるように、一番若いという力を十分に発揮して、一日でも早く腕の良い大工になるように励んでいきたいと思います。
















