おじいさんの代からの白川大工です。昔は自分の手元におくと甘やかすからということで、よそに修業に行きました。5年修業すると一人前と認められ、それからお礼奉公を2年ですわ。なんだか時代がかった話でしょ(笑)
こだわっているのはきれいな仕事をすること。あとで隠れてしまうようなところでも、手抜きが出来ない性分でねえ。きちんとしていないと気がすまない。でもお客様も家づくりにこだわりのある方がほとんどなので、私のしていることはきっと見ておられると思っています。マルシチの家は手間のかかる家ではありますが、出来上がってお客様の心からの笑顔を見ると、苦労も吹き飛んでしまいますよ。


手に職をつけたくて大工になりました。数ある職人の仕事の中でも、私にとっては大工の仕事が一番魅力的に思えましたから。でも飛び込んでみると叱られてばっかりでしょ。最初のうちは嫌で嫌で(笑)。20歳過ぎてだんだん内容がわかってきて、ようやく仕事が楽しくなりました。
一番好きなのは和室の造作。何と言っても大工の腕の見せどころですから。マルシチの家は、他社の木造住宅に比べて手間がかかるところも好きです。
つらいと感じるのは、現場が遠いと朝が早いことかな。いえ、私じゃなくてね、女房がどんなに早くても起きて、必ず弁当を作ってくれるんですわ。自分も仕事をもっているのにね。悪いなあと思いつつも嬉しいです。感謝しています。
写真撮られるの苦手なんですよ。話をするのも苦手。仕事をしている方が何百倍もいいね。
大工になった理由は、つくった家があとあとまで残るから。男の仕事としてはやりがいがありますよね。丸七の家は完全注文住宅だから、一つとして同じものがないところも魅力ですね。建てるたびに新しい発見があります。
モットーはマイペース。あせらず、あわてず、コツコツと仕事をしていけば、そうそう変なものはできないと思っています。・・・もういいんじゃないですか?自分で言うのもなんだけど、ものすごい恥ずかしがり屋なんですよ。カンベンしてください、ホントに。


小さい頃、大工だったおじいちゃんがたまに現場に連れて行ってくれたんですよ。そこでは焚き火をしていて、あったかくていいな、と思ったのが大工になったきっかけです。大工になったらおじいちゃんが喜んでね。自分が使っていた古い道具をくれました。
丸七にいてよかったなと思うのは、常に先を見ているところ。建築の世界って日進月歩で、どんどん変わっていくんですよ。丸七ではなにかあるとすぐに社内勉強会を開いて、新しい情報をみんなで共有するんです。それは技術的なことだったり、法律のことだったり、いろいろなんですが、同じ大工の友人には「そんなの知らなかった」と言われることも多くて、「ああ、うちの会社はなかなかしっかりしているな」と(笑)
27歳の時に自分の家を自分で建てたんです。土壁と畳、梁の太い和風建築。大工としては挑戦のしがいがありました。間違ったりもしたけど、出来たときはものすごく嬉しかった。これからも、もっともっと経験を積んで、かたよりのない仕事ができる大工になりたいと思っています。
僕はまだ大工としては発展途上。大工(九)以前の大六か大七くらいだと思っています。けど、年をとって大工を辞めるとき、やっていてよかったと絶対言いたい。だから最後までギブアップしない覚悟はできています。
丸七ホームには2007年の春に入社しました。マルシチの家は、とてもやりがいのある現場です。いまとても充実していますね。
お客様にはできるだけ現場を見に来てくださいって思います。家を建てるって、一生に一度と言ってもいいくらいの大きなことだし、僕らもそのつもりで一生懸命やるので、ぜひその時間をお客様と共有したい。自分の家なのに「行ってもいいんですか?」とおっしゃる方もおられるんですが、本当、いらしてください。お待ちしています。


性分なんでしょうか、急かされるのがだめ。掃除でもなんでも丁寧で細かいとよく言われます。僕としてはきれいな仕事がしたいだけなんだけど、人がみるとゆっくりにみえるんじゃないかな(笑)
大工になった当初はこの仕事がいやでねえ。22歳で、一人前の大工と認められるための「建前」をさせてもらったんですが、達成感よりももうやりたくないという気持ちの方が強かったくらいですから(笑)
マルシチの家は細かい作業が多いので面白いですしね。高木棟梁みたいになりたいなというのが僕の目標なんですよ。そうそう、この前、お客様の子どもさんが手紙をくれてね。「かいだんをつくる時がかっこよかった」と書いてありました。ぼくの大切な宝物です。
細いですねって?そうなんですよ。高校時代からの体形のままなんです。でも握力と腕力はありますから大丈夫。安心してお任せ下さい(笑)
この仕事についたのは父と兄が大工で、私自身も身体を動かすことが好きだったから。それにものをつくる仕事って、変なストレスがたまらないんですよ。私が一番大切にしているのが自然体でいることだから、仕事も自分にあったものを選んでいるんでしょうね。
趣味はアユ釣りです。休みの日には大体出かけてますね。自然に囲まれた渓流でのんびり。これもまた性に合ってるんだなあ。
















