キッチンのプチリフォーム

梅雨に入ったかと思いきや、梅雨前線が消滅し、真夏のような日々が続いています。急な温度変化は身体への負担も大きいので、ご自愛くださいね。
さて、25年前に住まいをご新築の際、ベッカーマンキッチンを採用いただきましたO様より、キッチン修繕についてご相談をいただき、工事を行わせていただきました。
O様邸のキッチンは現在でも珍しい「くの字型」で、オーダーメイドならではの形となっています。
長年ご使用いただく中で、食洗機やIH調理器に不具合が生じていたり、扉のシートがめくれてしまったり、レンジフードや天板の汚れが気になるなど、これからも使い続けていくことへの不安を感じる状況でした。
一方で、丁番などの金物類には若干の不具合があるものの、キャビネットそのものには問題がなく、まだまだ使い続けられる状態で、キッチンをごっそり変えるには勿体ないものでした。
そこで、気になるところだけ修繕しながら、今後も気持ちよく使用していくためのリフォームを実施しました。
※ベッカーマンキッチンは、約35年ほど前より、丸七ホームがドイツから直輸入でお届けしている輸入キッチンです。このキッチンがきっかけとなり、高気密・高断熱の家づくりを始めています。
【BEFORE】
写真ではまだ新しいキッチンのように見えますが、扉のシートが割れて欠けてしまっていたり、はがれが気になる箇所が多くありました。ナチュラルな木目の扉に、アクセントでハンドルや機器類には黒色を用いた、現在でもお洒落なキッチンです。
【AFTER】
色目の印象をガラッと変え、女性的なやわらかい印象のキッチンに。もともとのナチュラルな木目もアクセントとして、そのまま残すところは残しました。
(工事内容)
・扉やフィラー類のシートを貼り替え
・ハンドルの取り替え
・人工大理石の天板を研磨
・キッチンパネルの重ね貼り
・レンジフード・IH調理器・食洗機の入れ替え
・自動水栓(乾電池式)に取り替え
キッチン全部を外しての工事ではありませんので、住まいながらの工事もストレスなく3日間で終了です♪ 費用もキッチンをごっそり入れ替えるよりもリーズナブルですし、ゴミも少なく、しかも設備も省エネ化しているため、環境にも、光熱費的にも優しい工事です。
「丸七さんは住宅の新築しかやっていないと思っていた」という声を聞くことも多いのですが、このようなプチリフォームから、住まい全体のリノベーションも行っています。
住まいに気になるところがございましたら、お気軽にお問い合わせくださいね。
代表取締役社長 杉山 浩子
2025.6.21