日本家屋のフルリノベーション【マッハシステム採用】完成見学会(2023.9.30&10.01開催)
お施主様のご厚意により、愛知県一宮市において、リノベーション工事を行いました、築35年の日本家屋の完成見学会を開催しました。
住まいは、年月を重ね、家族構成が変わり、住まい手の年齢が重なっていくと、住まいづらいものとなっていきます。特に断熱施工がなされていない建物は、夏の暑いとき、冬の寒いときには、住みにくいだけでなく、住まい手の健康も脅かしてしまうこともあります。
K様邸では、主要な構造材(柱など)は極力そのまま活かし、適所に耐震補強を行うことで耐震性を高めました。また、基礎の内側、壁や屋根に発砲性の断熱材を吹き付け、断熱性を高めました。さらに、アルミ製の窓も、全てトリプルガラスを採用した樹脂製サッシに取り替えることで、気密性を高め、窓からの熱損失を最小限としました。
そして、全館空調マッハシステムを導入することで、住まいの中に温度差をなくし、隅々まで大風量換気を行うことで空気質も向上させました。
建物自体の性能を高めることは、住み心地を改善させるだけでなく、家全体が快適な状態に保たれ、結果として建物の耐久性が高まります。
完成見学会では、お施主様みずから、全館空調マッハシステムについて、ご来場いただいた皆様に率先して説明されていました。
ご来場いただいた方の中には、ご実家がK様と同じ大きな日本家屋で、今後どのようにしたら良いかと思案されている方もあり、熱心に質問をされていました。
大規模なリフォームを行う際には、仮住まいをどうするかなど、工事以外にも検討しなくてはいけないことが、たくさんあります。リフォームに際して、お悩みのことがあれば、どうぞお気軽にご連絡ください。
最後に、大切な住まいを見学会にご協力いただきましたK様、誠に有難うございました。今後とも末永く、よろしくお願い致します。
2023.11.5