「家と同じ耐久性」を実現した
マルシチ自社開発の全館空調システム

マッハシステム

健やかな空気を創る独自の全館空調システム
「マッハシステム」

動画でわかるマッハシステム

自社開発の全館空調「マッハシステム」は、家の中に1 畳程度の大きさの「空調ユニット」を設け、汚れた空気をろ過して美しい空気だけを家の隅々まで送り届ける仕組みです。また、たった1 台のエアコンで、家全体の温度と湿度を管理できるというメリットも持っています。これを可能にしているのは、丸七ホームの持つ「オール外断熱」の技術です。外の暑さ・寒さに影響されにくく、室内の快適な空気が外に逃げない高気密・高断熱の家が「マッハシステム」の省エネ性を最大限に発揮させています。マルシチの家には、「住み心地の良い家」を実現するための情熱と技術が詰まっています。ストレスのない家をつくる丸七ホームならではの技術を詳しく解説します。

※システムの部品であるエアコンや送風用換気扇等は汎用性と経済性を考慮し一般家庭用を使用しており、使用状況により交換が必要となります。

「マッハシステム」の構造

家庭用エアコン1台(〜45坪程度の家の場合)が備え付けられた空調ユニットで、粉塵や花粉などを取り除いた新鮮な空気と循環空気を快適温度に整え、小型送風機を使って、家の隅々まで送り届けます。そのため、「冬場、リビングは暖かいけれど、廊下が寒い」「真夏の夜、寝室は涼しいけれど、子ども部屋が寝苦しい」「暖房近くは暖かいけど、足元が冷える」「吹抜けのある部屋が暑い/寒い」という問題に頭を悩まされることはありません。

また、エアコンの吹出口からの風を直接、身体に受けた時の違和感(冷えすぎや火照り)という問題点も解消しています。

マッハシステムの構造
空調ユニット

1.空調ユニット

2階ホールや小屋裏などに設けられる空調ユニットで、外からの新鮮な空気を快適な温度に調整します。ここで新鮮な空気とミキシングします。

吹出グリル

2.吹出グリル

空調ユニットでつくられたきれいな空気が送られてきます。ストレスを感じさせない優しい風です。

排気グリル

3.排気グリル

生活で排出される二酸化炭素や臭いのある空気は排気グリルを介して屋外に排出されます。

コントローラーSW

4.コントローラーSW

各部屋の温度は、コントローラーで吹き出しの量を変更することによって調整します。

床下

5.床下

床下も室内と同様に換気空調され、床下の温度環境も一定に保たれています。

マッハシステムについて詳しく見る

マッハシステムを活かすオール外断熱構造

オール外断熱と二重通気

丸七ホームでの「オール外断熱」とは、基礎から屋根まで全ての構造材をすっぽりと覆い、断熱ラインを途切れさせない事を指しています。
では、よく聞く外断熱とどう違うのかと思われますよね。「外断熱」と言っていても基礎や床下は外断熱施工をされていないケースが多いです。丸七ホームの「オール外断熱」はすっぽりと覆うので、気密が非常にとりやすいのが特徴です。
また、そのほかに充填断熱というものもありますが、柱と柱の間に断熱材を入れるので、柱のあるところは断熱が途切れ、そこから熱が漏れやすくなり、気密性能も低くなります。

二重通気とは外断熱ならではの工法です。内装材と断熱材の間を内側通気層、断熱材と外装材の間を外側通気層と呼んでいます。2つの通気層を通して室内と躯体内の両方に空気が通り、湿気や結露から建物を守ります。
一方、充填断熱の場合は、柱と柱の間を断熱材が埋めているため内側通気層を設けることはできません。
また、充填断熱の場合、柱が内外両方の空気に触れてしまいます。そのため、内外の温度差による結露の発生や木材の歪みの原因になる恐れがあります。
マルシチが充填断熱を採用せず外断熱を採用する理由もこれらにあります。

外断熱
夏 冬

床下換気

私たちが外断熱(基礎外断熱)を採用しているもう一つの大きな理由に、床下環境がよくなることが挙げられます。家ごと断熱材で覆われているということは、床下も例外ではありません。その結果、一年を通して床下の温度はほぼ一定になり、床下から躯体内の通気層に流れ込む空気によって、木材は湿気から守られます。
マッハシステムは床下まで24時間換気空調をしています。そしてオール外断熱により、床下も室内環境とみなし、床下までも室内と同じ環境を実現しています。その結果、床下に敷設されている多くの電気配線や水道管などの劣化を防ぐことができ、本当の100年住宅を実現しています。
さらに、床下で特に注意が必要なシロアリは、空気の流れを嫌うので絶えず空気が動いていることは大きな対策となることに加え、TDP工法も標準で備えており、シロアリ対策は万全です。

外断熱

サッシ(窓)

ところでみなさんは、住まいの中でもっとも熱を逃がしやすく、また取り込みやすいのはどの部分かご存知ですか?答えは窓。いくら外断熱を施しても、窓が普通のアルミサッシであれば、そこからどんどん熱が移動してしまいます。
また、室内と戸外の温度差による結露も大きな問題です。丸七ホームではそのような事態を防ぐため、高性能断熱サッシとペアガラスを使用しています。高耐候性硬質塩ビ(PVC)のフレームに空気層12mmのペアガラスを組み込み、断熱効果ばかりでなく、結露や凍結の防止にも威力を発揮します。さらに、オプションでワンランク上のトリプルガラスもお選び頂けます。

快適な住環境のためには、基礎から屋根までのオール外断熱の施工で高気密・高断熱の建物をつくり、さらに細かい部分にこだわって材料や設備を吟味することが、とても重要なのです。

サッシ(窓)
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地震に強い構造と、日本の気候に合った木の家

私たちが住まいに木を選ぶ理由。

1

日本の気候に合う優れた調湿性

木材は、空気中の湿度が高い時には水分を吸収し、湿度が低い時には水分を放出するという調湿作用をもっています。このため、木材を建物の内装などに多く使うことで、室内の湿度の変動を抑えられます。

2

軽く地震に強い

地震によって建物が受ける地震力( 振動エネルギー) は、建物の重さに比例します。日本のような地震の多い国では、軽くて、強い木材で家をつくることが適しています。

3

室内を温かく保つ

木材は細かな穴が沢山空いており空気を沢山含んでいるので、熱の伝わりが少なく蓄熱性、断熱性に優れています。

4

自然にも優しい

木材は、再利用できるのはもちろん、森林から再生産することができる貴重な資源です。適切な量だけ使うこと、伐ったら植えて育てること。これを繰り返し行うことで、いつまでも使い続けることができる資源です。

5

体に優しい

木材は、人の生理面や心理面に良い影響を与えることが知られています。木材を多く使用している施設では、インフルエンザにかかったり、転んで骨折をしたりする人が少ないという結果が出ています。

6

リラックス効果を

木の香りには脳活動と自律神経を沈静化させ、リラックス効果を生むという研究結果があります。また、ダニを防除(行動の抑制)する効果も報告されています。

集成材の強さ

集成材の強さ

自由な形状・寸法の部材が可能で、木の弱点である狂いや乾燥時の割れ、反りが少なく、強度にばらつきが少ないなど優れた性能を持ち合わせています。また、燃えても表面にできる炭化層が内部を保護するので、高温下でも鉄のような急激な強度低下がおこりません。

木造建築をより強固にする金物工法

木造建築をより強固にする金物工法

従来の木造軸組工法は、柱などをくりぬき、そこに先端を細くした梁を組み合わせるため、木材の欠損部分が大きくなり、地震の揺れなどが心配でした。金物工法では、木材の削り取り部分を最小限に抑えながらしっかりと軸組みを固定し、耐力の安定性を向上させ、耐震性を高めています。

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