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Philosophy
マルシチの想い
「百年続く心地のいい家」に込めた、
丸七ホームの想い。
会長 杉山 義博
私の父はさまざまなことにチャレンジをし、新しいことに挑み続ける人でした。父の時代から続くこのチャレンジ精神は、今も丸七ホームに大きな影響を与えています。
30年かけて、今のマッハシステムや高気密高断熱工法にたどり着くまでには、失敗もたくさんありました。
「本物の理にかなった外断熱を」という考えのもと、弊社ではさまざまな断熱材を試しました。数多くの断熱材をテストし、特性を調べ、研究を重ねて採用したのが、現在の水をほとんど吸わない断熱材です。次に取り組んだのが、生活するうえで大切な室内環境です。
こだわり続けた結果、独自で開発したのが次世代全館空調マッハシステムです。これにより、温度・湿度・空気浄化をコントロールすることが可能となりました。高温多湿なこの地域でも安心して採用でき、冬は温かく、夏は涼しい家を実現できるようになりました。
また、丸七ホーム自慢の東濃桧(トウノウヒノキ)は、天皇杯の受賞も受けた地元の銘木です。木は優しさと温もりを与えます。家で過ごす時間は、高気密高断熱とマッハシステムによる空気管理と相まって、きっと皆様の心と体を健康に保つお力添えとなるでしょう。
このように丸七ホームを語るうえで欠かすことのできない考えが、「空気を重要視していること」です。
私どもの次世代全館空調マッハシステムは、機械によって強制的に空気の取込みと排出を行っています。マッハシステムにより、美しい澄んだ空気をつくり出し、床下から小屋裏まで家全体を包みます。それ故、「百年続く心地のいい家」をつくりあげることができるのです。
「空気は目に見えない、だからこそ研究する、だからこそ大切にする」という考えのもと、現在もマッハシステムは進化を続けています。
「空気」という永遠のテーマにアプローチし続け、真に住みやすい家を探求し続けるマルシチの家を、体感モデルハウスでぜひ体験してください。
私どもの提供する家は、決して安いものではありません。しかし、それに見合う性能と、「安全は当たり前、さらにその上を行く快適な住み心地」という付加価値がある家だと自負しております。
マルシチの家が、お客様にとって真に心地よく、安心で、安全な「住まい」となるよう、私たちは常に研究し続けています。
「百年続く心地のいい家」に込めた、
丸七ホームの想い。
社長 杉山 浩子
英語教師だった母の教育方針からか、幼い頃から英会話教室に通い、海外の子供たちが集まるサマーキャンプに参加するなど、海外の人と接することが多かった私は、大学進学に際し自然と英米文学科を選択しました。漠然と卒業後は海外に留学か旅行関係の職に就きたいと思っていましたが、大学4年生の夏にアメリカで同時多発テロ事件が起こります。世界的に不安定の情勢のなか、そういった事件に巻き込まれる危険性が高い国に行ったり、職業に就くことへの家族からの反対は相当なものでした。
図らずしも、通っていた大学周辺は国内でも有名な、家具や雑貨などを扱うインテリアショップが多く集まる場所でした。授業後、インテリアショップに立ち寄り、テーブルコーディネートを見て楽しむなど「住まい」に関する興味がでてきたのもこの時期です。
大学卒業後は2年間専門学校に通い、インテリアコーディネートやインテリアデザインについて学びました。学校外の時間にはまちづくり活動やデザインセミナーにも参加し、著名な建築家やデザイナーの方々に実際にお話を伺う機会もできるだけ多くとるようにしました。また、1人暮らしのアパートから、≪オール外断熱+高気密・高断熱+全館空調≫を導入して建替えられた実家に戻ったことで、その住み心地の違いや、両親がこだわり抜いて建てた住まいへの愛着にも気が付きました。専門学校の2年間は、大学時代と比較すると、睡眠時間も短く、他のものに目を向ける時間もほとんどないものでしたが、今の私の礎になっています。
そして、2004年3月に丸七ホームに入社。設計事務所や他の工務店に勤務しようかとも悩みましたが、就職支援室の先生からの「親の会社に就職することは“逃げ道”ではなく、逆に“いばらの道”だ」のひと言が後押しになり、入社を決めました。
今年で入社15年目となりますが、社内・社外ともに人の目も厳しかったですし、失敗すれば後ろ指を刺されることもあるなど、確かにその通りだったのかもしれません。正直、凹んだり、悩んだりする時期もありましたが、私の両親のように、お客様にも「愛着が湧く“いい家”を届けたい」、その思いがバネとなり、今日に繋がっています。
また、この14年間は弊社の集客の大半を担っていた会を脱退し、住まいの空気について真剣に考えた次世代全館空調「マッハシステム」の開発・特許を取得するなど、丸七ホーム48年の歩みの中でも最も変化が多い時期だったのではないでしょうか。そして2020年、丸七ホームは創業50周年を迎えます。折しも同年に東京オリンピック開催、新築住宅では省エネ基準が義務化されるなど、住宅産業にとっても大きな転機となります。
昨今では、IoT(モノのインターネット化)AI(人工知能)を活用した利便性が高い生活価値を提供する住まいがスタンダードになりつつありますが、何ごともバランス感が大切。取り入れるべきもの、取り入れるべきでないものを判断する力が今必要とされています。
今後も、お客様が安心して暮らせる「心地いい家」は何かを真摯に考え、時代のニーズに合った「いい家」を、女性ならではの視点から提案して参ります。
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